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2007年07月30日

 Made in Occupied Japan(占領下の日本製)のヴィンテージカボションを三つ葉形のフィリグリーにセットし、スワロフスキーのクリスタルガラスビーズ、メタルパーツ、ラインストーンなどを装飾。グラスパールの二連ネックレスに仕上げたコスチュームジュエリーです。

 ではついでなので、Made in Occupied Japan=メイド・イン・オキュパイド・ジャパンについて、少しだけ書いておきましょう。
 ご存じのとおり1945年、第二次世界大戦の敗戦国となった日本は、アメリカの占領下となりました。その後、1947年に民間貿易は再開。1951年にサンフランシスコ講和条約が締結され、翌年これが発効されます。つまり、進駐軍の占領下から解放されたのは1952年のこと。このため、1947年~1952年4月のおおよそ5年間、輸出品には「Made in Occupied Japan」の刻印をつけることが義務づけられていました。

 オキュパイド・ジャパンというと、陶器の人形や食器、ブリキやセルロイドのおもちゃなどが有名ですが、ビーズやカボションのような小さな装飾材料もあります。ほかにもカメラ、時計などの機械類、衣類、日用品などなど、輸出品であればすべてMade in Occupied Japanでした。
 当然ですが、オキュパイド・ジャパンはいずれも海外のユーザーに向けてつくられたものです。和風の、いかにも日本的なものもあれば、海外の文化や嗜好を意識したものもありますが、当時の日本の人たちが自国の復興に向けて(外貨を稼ぐため)つくった、気概の感じられる逸品が多いように感じます。簡単に言うと、いいものをつくってどんどん売りたい、そして屈辱的でもある「Made in Occupied Japan」をいつの日か再び「Made in Japan」として国際市場に打って出たい、という気持ちのあらわれとでも言えばいいでしょうか。だから、(もちろん、それぞれの物にもよりますが)メイド・イン・オキュパイド・ジャパンは、単に希少なだけではない、価値があるように思えるのです。

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